「自然派(ナチュラル)日本酒」について

米と水でできる日本酒。

 

「良い米と良い水で日本酒を造る」とよく言いますが

「良い米、良い水」とは何でしょうか?

 

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それは「誰もが安心して食べたり飲んだりできるもの」であり、

農薬等を使用しない、自然の力で育った食べ物が本来の良いものなのではないでしょうか?

 

自然派日本酒の話をすると、「日本酒は、米を60%も50%も削ってし

まうのだから農薬だろうが何だろうが関係ないでしょ?」と言われます。

ほんとに関係ないのでしょうか?

 

まずは、農薬について考えていきます。

 

Q、そもそも農薬はなぜ使うのでしょうか?

農薬は大きく分けて、殺虫剤、殺菌剤、除草剤の3つの種類があります。

 

○虫の害を防ぐための殺虫剤

人にとっておいしいお野菜は虫にとっても格好の標的。

特に暖かい季節は問題で、油断すると畑全体が全滅ということもありえます。

 

○主に土からくる様々な病気を防ぐための殺菌剤

植物も人間と同様、様々な病気があります。

葉が枯れるもの、根が腐るもの、実の中が黒くなるものなどなど、土の中

には必要な微生物もたくさんいるのですが、それもろとも土壌を殺菌して

しまうのが、殺菌剤です。

 

○草取りの手間をなくしてくれる除草剤

野菜と雑草の生存競争ですが、当然雑草だらけの畑では収穫は期待できません。

ところが、除草は大変な手間がかかります。農家の労力という面からいうと、

除草剤ほどありがたい存在はないのです。

 

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ということは、農薬を使わないということは、虫や病気の害のリスクが

あり、除草の手間をかける必要があるということなのです。

 

なので、無農薬栽培の酒米は、手間をかけ丁寧に育てるためとても上質な米となります。

(ちなみに、27年度産のジョブファームの無農薬五百万石酒米は、等級検査で「特等」でした)

 

次に「良い水」とは何でしょう?

農薬による水の汚染も考えなくてはいけません。

 

農薬を使用することにより水が汚染され,かつては身近にいた多くの種類

の生物が見られなくなり、その数が少なくなったともいわれています。

国立開発研究法人 国立環境研究所)

 

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農薬不使用米で日本酒造りを行っている酒造は、地球環境問題も考えています。

それは、古くから続いてきた日本の酒造りを後世にも残さなければいけない、

汚染されていない環境で子供たちが育ち、良い環境で米作りが続き、

良い酒を造り続けてほしいと願うからです。

 

このようなこだわりや信念を持ち、日本酒造りをしている酒造は日本全国に多くあります。

それらの日本酒を「自然派(ナチュラル)日本酒」と呼び

多くの人にその美味しさを知ってほしいと思います。

 

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