障害者施設から世界へ

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現在、障害者施設では農業(米・野菜)を行っている施設はたくさんあります。
なぜ農業か?農業は自然と触れ合い障害者が無理なくその能力に応じて働くことができ充実感やメンタル面においても優れています。
農業は一年を通していろいろな作業工程があり、「人が生きていくための食べるものを作る」という単純かつシンプルな理由の仕事でもあり、農業は障害を持った方の仕事として適しています。
しかし、施設は良い物を丁寧に作ったはいいが、販路がないという悩みを抱えています。
もし、できた良い物全ての販路がきちんと決まっているのならば、安心して農業を行い、一緒に働く職員は一緒に働く障害者と向き合う時間を多く確保でき、生産者である障害者はより力を発揮してより良い物つくりができるのです。

ある施設で働いている障害者のAさんが言いました。
「僕たちの作っている米や野菜がもっと売れればいいのにな~」彼は、この施設へ来る前は、一般企業の工場で働いていました。
動作が遅い彼は「遅い、できない、使えない」と言われながら働いていました。
間もなく工場をクビになり、この施設へ来て農業の仕事を行っています。
工場で「できない」と言われていた彼は、暑い時も寒い時も畑に出て土を耕します。
そのため良い土には作物がたくさん実ります。
今は「できる」農業生産者です。その彼の一言から、ハッピーチョイスの日本酒造りへの挑戦は始まります。
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障害者製品が良い物だと認められるには、美味しさを多くの人に知ってもらうことが必要です。
日本での評価はもとより、海外で評価を得ることにより、日本での価値が一層高まり、多くの消費者はその認められた障害者製品を手に取ることになります。
『世界に認められる製品とは?』
稲作農業を行っている多くの障害者施設、その米で世界に通用する日本酒ができないか。
施設では、今まで作った後の販路も考えなければいけなかったが、その良い酒米は全てハッピーチョイスが買い取ります。施設には、障害者が働く喜び、能力が発揮できる環境作りをして良い米作りに専念してもらいます。
そして、酒造と共に世界に通用する美味しい日本酒を造り、販売していきます。
また、日本伝統文化である藍染めを行っている施設との共同で日本酒のラベルも作っていき、日本の文化を発信していきます。
障害者が良い物つくりを行う生産者として世界に認められる。
「できない」と言われていた障害者の人たちが「できる」人へ認められることになります。このような思いでハッピーチョイスは、世界に通用する上質な日本酒造りを、障害者施設の生産者と酒造とともに行っています

 

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